Oct 20, 2016

廣川玉枝によるSOMARTA 着物クチュールイベント:TAMAE HIROKAWA ”SOMARTA KIMONO COUTURE” Live Photo Shooting




東急プラザ銀座6FのKIRIKO LOUNGEの天井の高い構築的なデザインの空間に、新時代の和装を提案する SOMARTA KIMONO COUTUREの伝統と革新の美しさ。

伝統的な着物産業の縮小を危惧し、未来への継承をという思いから
現代のライフスタイルに沿うドレススタイルの和装を開発した
SOMARTAのディレクター廣川さん。
テーマは「装粧華美」。装(KIMONO COUTURE)、粧(メイクアップ)、華(華道)という
3つの美から生まれるハーモニー。

今回のプレゼンテーション、個人的な好みもありますがかなり好きでした。
初期にこの着物クチュールシリーズを見たときは正直ピンとこなかったんです、私。
良い点は、ドレスに対して日本人のモデルさんを起用しているところ。
また、それに合う(より美しく見える)ヘアメイクをしているところ。
最後はランウェイではなくインスタレーション形式だったことが今回良く感じた理由だと思います。







日常的に着物を着る習慣は ほぼないのですが、着物を着ている方をみれば 美しいなぁと見惚れます。それは現代あまり見なくなった美しさからかもしれません。そんなことから日本舞踊を習うことで、着物の着付けも少しつつ それに合う美しい動きも勉強し始めています。
着物ってしずしずと歩くイメージなので、動きが違うとあれ?という気がしてしまうのは結構大きいような。ランウェイだと動きが大きすぎたのでしょうか。今回は本当にすーっと自然に鑑賞できて、このドレスの良さがぴーんと伝わってきました。
ちなみにモデルさんも萬波ユカちゃん、福士リナちゃん、田中シェンちゃん、イーランちゃんと日本の人気モデルさんたちがたくさん。最初に現れたAmi Suzukiさんのアジアンビューティーっぷりもツボでした。話題作りというより「あ、このドレス ちゃんと若い人も似合うのね!」という安心感あり。
それにしても、前髪ぱっつんにすっきりと清潔感のある赤い口紅、美しい勅使河原流の花のヘッドピースで完成するヘアメイクの決まっている感。バックステージから見たかったなぁと思うくらい好きでした。
こういうの美しいスタイルを見ると、
どんな服もあらゆる条件をきちんと整えることが大切なんだなぁ
ということをしみじみ。勉強になります。



さて、冒頭に戻ると 着物とは?という話。定義って難しいですよね。
ただ今回の仕上がりは美しいなと感じましたし、パーティーでこんな風にヘアメイクして一回は着てみたいぞ!と思います。
金髪だとどうなるかなぁ〜とそんな妄想をしながらショーを眺めました。
今回は私もシンプルなベージュの着物ドレスに、シンプルなヘアメイクで観覧。ディレクターの廣川さんと共に。(写真の目線がずれているのはご愛嬌ということで。。。)
ちょっと大人の装いに着物クチュールいかがでしょうか。



SOMARTA KIMONO COUTURE ポップアップストアー
2016年10月20日(木)- 10月23日(日)
11:00 - 21:00
東急プラザ銀座 6F KIRIKO LOUNGE
着物クチュールの展示販売が行われます。

SOMARTA   http://www.somarta.jp